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美容室で学ぶ髪知識

6.ドライ


濡れた髪にヘアドライ。
短時間でステキに仕上げて、髪への負担を減らすためのお勉強をしましょう♪
(監修・HABIA EAST http://www.japan.habia.org/

髪を乾かすのは、なんのため?

まず、毎日のヘアドライの目的を整理。「風邪をひかないため」?「濡れたままだと気持ち悪いから」?はたまた「習慣で」?
様々なことが考えられますが、やはり忘れてはいけないのが「髪を健康に保つため」ということと「ヘアセットをするため」ということ。
一見簡単にも思えるこの2つの項目に注目し、今回と次回のお話を進めましょう。
 
髪の健康のために、ドライヤー!?

メデュラ(毛髄質):たんぱく質から成る。
コルテックス(毛皮質):髪の水分を保持する。
キューティクル(毛表皮):無色透明。髪の内部を保護する。
髪と水分、熱の関係を考えるために、髪の構造をみてみましょう。髪は、図のような3構造に分けることができると考えられています。

髪のしなやかさを左右するのが、コルテックスという部分の水分量。11〜13%が理想と言われていますが、その外側を覆うキューティクルが傷ついたりはがれたりしていると、水分量が低下しパサつくようになります。

キューティクルはうろこのような形状をしており、普段は閉じていますが、濡れていると開いているのでコルテックスの水分を守りにくくなってしまいます。また、キューティクルそのものも濡れていると傷つきやすくもろい状態に。
ですから、髪はやはり濡れたままで放置しないようドライヤーの使用をおすすめします。「ドライヤーを使うと熱で髪が傷むから、使いたくない!」なんていう声も聞きますが、キューティクルを閉じさせるためだけに使う、と考えれば有効だというのがおわかりだと思います。
乾ききった髪にコテやドライヤーを使えば当然髪は傷みますが、水分量を調節するために使うのならむしろ傷みを防ぐために役立てることができる。ここが、大きなポイントです。

秘儀!冷風と温風使い分け。

髪知識を身につけた皆さんにはぜひ使ってほしいのが、家庭のドライヤーの『冷風モード』。乾かしている途中の髪に使用すると、水分量調節にも有効です。例えば髪を乾かしていて、パサっとする寸前の「ちょうどいい手触りの瞬間」。ここでドライヤーからの風を温風から冷風に切り替えれば、蒸発し続ける水分をおちつかせることができます。
 

髪を健康に保つヘアドライのコツ

タオルドライは髪をやさしくおさえるように

キューティクルは摩擦に非常に弱いもの。タオルでゴシゴシこすらずに、したたる水を吸い取りましょう。


指をうまく使い、風を全体に送り込む
 
ドライヤーを使うときは頭から30センチ程度離し、地肌にドライヤーを持っていないほうの手指を沿わせるようにします。こうすることで、広範囲の髪に無理なく熱を加えることができます。 指をうまく使い、風を全体に送り込む

冷風モードを忘れずに
ポイントは「水分量のコントロール」。冷風モードは自分でできる、超簡単テクニックなのでお忘れなく。

ドライは6割まで
「ヘアセットの準備」としては、こちらに注意。
乾かした後に改めてヘアスタイリングのためのブローをするのなら、ドライは控えめに。これも水分量を調節するためです。指で触ってみてちょっと湿ってるかな、くらいが丁度の目安。

次回は、いよいよ仕上げのブローについてのお話です。
髪を知ると、キレイがますます身近なものに。

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